Categories: オープンソース

SNSサイト「DAICHU CLUB」開設

HumHub

以下か右上のメニューからアクセスできるので、ぜひ登録をお願いします!!!

DAICHU CLUB

過去の記事でも少しお伝えしていたが、オープンソースのSNSをいろいろ調べていて結局この「HumHub」にたどり着いた。

それまでの候補として

  • OpenPNE (国産)
  • 抹茶SNS(国産)
  • eXo Platform

といったオープンソースSNSも検討したが、

  • php5しか対応していない(php7は未対応)
  • セキュリティ設定が面倒

といった理由で、このHumHubにたどり着いた。

https://humhub.org/en

日本語でインストール等紹介しているサイトは少ないが、英語となるとかなりサポートが充実しているので、インストール時に問題があったとしても検索すればすぐに解決策が見つかるのも良い。

インストール方法

詳細説明は他のサイトを参考にしてもらうとして、ここでは流れと注意点を示す。

基本情報として、HumHubの公式サイトを参考にして、細かい部分は他のサイトを参考にする必要がある。ただ、導入条件については、下記の公式サイトを注意深く確認する必要がある。これがまずはポイント。

http://docs.humhub.org/admin-README.html

  • 上記公式サイトで必要なphp Extension等をインストール。Optional php Extentionsも必須と考えてインストール。特にphp LDAPはcomposerを使うときに必須となる場合がある。
  • githubからHumHubをclone。この際、一般ユーザのデフォルトルートで、suではなく一般ユーザで実施。
  • 各ディレクトリ/ファイルのパーミッションを変更。

上記手順は以下のサイトが参考になる。ただ、ディレクトリのパーミッション設定は上記の公式サイトの方に従ったほうが良いかなと。

https://qiita.com/Esfahan/items/974687234566ef6b069d

  • composer本体のインストール。

公式サイトは以下。以下のサイトを参考にすれば問題なくインストールできる。

https://getcomposer.org/

いろいろなサイトではcomposerを/usr/local/bin にインストールしているが、筆者は一般ユーザのホームディレクトリにインストールした。なお、以下のサイトに従ってインストールしても良い(こちらのほうが分かりやすいかも)、「–install-dir=/usr/local/bin –filename=composer」は指定せず実施。

Ubuntu 18.04にComposerをインストールする

composer と打ってインストールされていれば成功。

  • fxp/composer-asset-plugin のインストール
  • composerでautoload.phpを作成 (composer.jsonとcomposer.lockを見て作成されている)

これは下記を参考にした。

https://qiita.com/Esfahan/items/974687234566ef6b069d

上記によって、/protected/vendor 配下にautoload.phpが作成される。これがないとブラウザからアクセスできないので注意。

  • chownでwww-data:www-dataとしてapacheから読み込めるように設定。
  • /humhub をディレクトリごと移動

これはどこにインストールするかに依存するので各人の好きなように。ただ、/var/www/ 配下とか/var/www/html/配下とかはセキュリティ的に避けたほうが良い気がする。

なお、一般ユーザのディレクトリで各種事前準備をして、最後にディレクトリまるごと移動するほうがいろいろ面倒ではないのでお勧め。

  • DB作成

これも以下のサイトを参考にした。

https://qiita.com/Esfahan/items/974687234566ef6b069d

  • apache等の.confファイルでvirtualhost設定(80 ポート、サブドメインを使用)
  • Let’s Encryptでssl用.confファイル作成

これはいつもの方法で実施。なお、この方法もいろいろなサイトで記載されているので、1つ方法を覚えておけば今後も便利だ。

これで、指定したアドレスにアクセスして各種設定ができるようになる。ここでも、必要なものが設定されているかどうか確認してくれるので、足りないも(php extension等)は追加でインストール。

なお、example contentsもインストールしてくれるので、とりあえず入れてみた。あとで消せるし、これを入れないと何か寂しい・・・。

で、まだまだ終わらない。ある程度遊んだ後に、

  • デバッグモードを解除 (production modeへ移行)
  • index-test.phpファイルを削除

以下のサイトを参考にした。

http://docs.humhub.org/admin-security.html

ただ、上記サイトで言われている index.phpの2行をコメントアウトしたら、サイトがおかしくなった。1行目のみをコメントアウトしたら問題なかった。

  • cronjob設定

管理者でログインすると注意がポップアップされているので、それの対応。以下のサイトを参考にした。crontab -e設定が必要ですな。

http://docs.humhub.org/admin-installation-configuration.html#cronjobs-and-asynchronous-job-processing-v13

勿論、「 /path/to/humhub 」の部分は各自の設定にしたがって変更(インストールした場所)。

結論

インストールは簡単そうで結構大変・・・。

国産部部長

Share
Published by
国産部部長

Recent Posts

Web会議システム Openmeetings

Apacheが開発しているWe…

5年 ago

OpenStack

いわゆる仮想環境を構築するため…

5年 ago

Limesurvey

オープンソースのアンケートサイ…

5年 ago

Grafana Alert with image renderer

Grafanaで以前、ハードウ…

5年 ago

Lychee

写真サーバのLycheeをイン…

5年 ago

systemctl自動起動

以下のサイトで詳細が記載されて…

5年 ago